2018年09月30日

0003 昭和24年5月に制定された建設業法では、建設業者の登録の要件についてのみ定められており、建設工事の請負契約に関する規定は、定められていなかった?

間違い。
昭和24年5月に制定された建設業法でも、建設業の登録に関する規定の他、建設工事の請負契約に関する規定が設けられていた。

すなわち、請負契約の公正な履行の確保を図るため、請負契約の当事者が遵守すべき建設工事の請負契約の原則を定めるとともに、建設工事の請負契約の内容、一括下請の禁止、一定の見積もり期間の設定等の規定が設けられていた。

そのほか、注文者の保護のために前金払をするときに、保証人を請求することができる旨の契約の保証規定、下請負人の変更請求などの規定も定められていた。

そして、建設工事の紛争の処理のため、建設業審議会が紛争の解決のあっせんをし得ることも定められていた。

このように、現行の建設業法の骨格は既に、昭和24年5月に制定された建設業法で出来上がっていたのである。
尤も、抜け穴も多く、建設業法がより実効性のあるものに生まれ変わるためには、昭和46年4月の大改正を待たなければならなかった。
posted by 実務で学ぶ資格試験プロジェクトチーム at 16:22| 建設業法