2020年03月30日

行政法1−31 行政法総論 行政書士試験過去問 2007年問9

次の記述のうち、正しいものはどれか。

1、法律の委任による条例に基づき、行政庁に命じられた行為については、行政代執行法は適用されない。

2、義務の不履行があった場合、直接に義務者の身体や財産に実力を加えることを即時強制という。

3、執行罰は、制裁的な要素を有するため、同一の義務違反に対して、複数回にわたり処することはできない。

4、強制徴収手続きは、租税債務の不履行のみならず、法律の定めがある場合は、その他の金銭債権の徴収についても実施される。

5、行政上の即時強制については、行政代執行法にその手続き等に関する通則的な規定が置かれている。



胡桃「これは簡単だわね」
建太郎「おう。ほとんど用語の問題だな」
胡桃「まず、1はどうかしら?」
建太郎「正しいな。次の条文に」

行政代執行法
第二条 法律(法律の委任に基く命令、規則及び条例を含む。以下同じ。)により直接に命ぜられ、又は法律に基き行政庁により命ぜられた行為(他人が代つてなすことのできる行為に限る。)について義務者がこれを履行しない場合、他の手段によつてその履行を確保することが困難であり、且つその不履行を放置することが著しく公益に反すると認められるときは、当該行政庁は、自ら義務者のなすべき行為をなし、又は第三者をしてこれをなさしめ、その費用を義務者から徴収することができる。

建太郎「法律(法律の委任に基く命令、規則及び条例を含む。以下同じ。)とあるとおりだな」
胡桃「そうね。2はどうかしら?」
建太郎「これは、直接強制の記述だな」
胡桃「ちなみに、即時強制はどういうものかしら」
建太郎「あらかじめ、義務を命じる余裕がない緊急の必要がある場合、事柄の性質上義務を命じる方法では目的を達することができない場合に、実力行使をするということだよな」
胡桃「そうね。3はどうかしら?」
建太郎「間違いだな。執行罰は、義務者に対して心理的圧迫を与えることで、間接的に義務の履行を強制することだよな。だから、義務の不履行が係属している間は、過料を繰り返し科してもよいと」
胡桃「4はどうかしら?」
建太郎「正しいな。大抵の法律では、国税滞納処分の例によると記されている」
胡桃「そうね。5はどうかしら?」
建太郎「間違いだな。行政代執行法には、即時強制に関する定めはないと」
胡桃「ということで答えは?」
建太郎「正しいのは、4だな」



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posted by 実務で学ぶ資格試験プロジェクトチーム at 19:46| 行政書士試験過去問