2020年08月27日

行政法1−64 行政手続法 行政書士試験過去問 2003年問12

次の選択肢のうち、行政手続法と行政不服審査法のいずれにも定められているものはどれか。



1、当事者による関係職員への質問

2、反論書の提出

3、証拠書類の提出

4、物件の提出要求の申し立て

5、検証の申立てと立会い



建太郎「むむっ……。簡単そうに見えて迷うな」

胡桃「まず、行政手続法と行政不服審査法がどう違うかわかるわね」

建太郎「次の条文の通りだな」



行政手続法

(目的等)

第一条 この法律は、処分、行政指導及び届出に関する手続並びに命令等を定める手続に関し、共通する事項を定めることによって、行政運営における公正の確保と透明性(行政上の意思決定について、その内容及び過程が国民にとって明らかであることをいう。第四十六条において同じ。)の向上を図り、もって国民の権利利益の保護に資することを目的とする。

2 処分、行政指導及び届出に関する手続並びに命令等を定める手続に関しこの法律に規定する事項について、他の法律に特別の定めがある場合は、その定めるところによる。



行政不服審査法

(目的等)

第一条 この法律は、行政庁の違法又は不当な処分その他公権力の行使に当たる行為に関し、国民が簡易迅速かつ公正な手続の下で広く行政庁に対する不服申立てをすることができるための制度を定めることにより、国民の権利利益の救済を図るとともに、行政の適正な運営を確保することを目的とする。

2 行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為(以下単に「処分」という。)に関する不服申立てについては、他の法律に特別の定めがある場合を除くほか、この法律の定めるところによる。



建太郎「文字通り、行政手続法は、行政手続きについて規定している法律。行政不服審査法は、不服申立てについて規定している法律だ」

胡桃「そのことを踏まえたうえで、答えを考えるのよ」

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posted by 実務で学ぶ資格試験プロジェクトチーム at 18:50| 行政書士試験過去問

2020年08月26日

行政法1−63 行政手続法 行政書士試験過去問 2011年問12

次の記述のうち、間違っているものはどれか。



1、不利益処分について、行政機関が定める処分基準は、当該不利益処分の性質に照らしてできる限り、具体的なものとしなければならない。



2、行政機関が行政指導指針を定めるときは、これが行政指導の相手方の利害に重大な影響を及ぼす限り、意見公募手続をとらなければならない。



3、行政機関が法律に基づく命令を定める場合には、当該命令がこれを定める根拠となる法令の趣旨に適合するものとなるようにしなければならない。



4、行政機関は、不利益処分について、処分基準を定め、かつ、これを公にしておくように努めなければならない。



5、行政機関は、法律に基づく命令を定めた後でも、当該命令の実施状況や社会情勢の変化等を勘案して、その内容について、検討を加えるように努めなければならない。









胡桃「これも簡単だわね」

建太郎「条文レベルだな」

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posted by 実務で学ぶ資格試験プロジェクトチーム at 19:20| 行政書士試験過去問

2020年08月24日

行政法1−62 行政手続法 行政書士試験過去問 2008年問11


次の記述のうち、誤っているものはどれか。



1、審査基準とは、行政庁が不利益処分をするか否かについて判断するために必要な基準と定義されている。



2、審査基準を設定した場合には、設定後の審査基準を私人に対して不利益になるように変更することは許されないと定められている。



3、審査基準を定めることは、行政庁の努力義務であるが、設定した場合は、これを公にしておく義務がある。



4、審査基準には、法律に基づき、処分の要件を定める政令、省令は含まれない。



5、審査基準を設定する際には、どのような内容であっても、行政庁は、意見公募手続を実施しなければならない。









胡桃「これも基本的な問題だわね」

建太郎「おう。そうだな」



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posted by 実務で学ぶ資格試験プロジェクトチーム at 19:03| 行政書士試験過去問